1965年のユーロビジョン・コンテストでルクセンブルグ代表として「夢みる
シャンソン人形」で優勝し、この曲が日本でも大ヒットして以来一躍
我が国のポップス界でも大スターとなったフランスの可愛娘ちゃん、
フランス・ギャルの新しいシングル盤を久しぶりに楽しみましょう。
フランス・ギャルのことについては今迄のレコード・ジャケットをはじめと
して、雑誌その他であらゆる角度から何回もとりあげられていますから、
もう皆さん方がよく御存知のことと思います。そこでここでは最近の
彼女のことを少し書いておきましょう。
最近のフランス・ギャルは歌の世界ではもちろんのこと、ファッションの
世界でもとても人気があり、「マドマ“アゼル・アージュ・タンドル”とか
“ヴァンタン”といったティーン・エージャー用の週刊誌ではいつも新しい
モードを紹介するモデルになって誌面を飾っています。
又最新のフランスのポピュラー誌“サリュ・レ・コパン”等は彼女が編集
して記事を集め、フランス・ギャル編集号として売り出されています。
表紙はもちろんのこと、中のページでもフランスの新しい人気グループ、
“レ・シャルロ、”にインタビューをしたり、「私の親友、ミレーユ・ダルク」
と題してミレーユ・ダルクについて語ったり、写真で新しい水着や、
新しいダンスのステップを紹介したりしています。又彼女の兄の
パトリス・ギャルのデビューに際してのはげましの記事なども書いて
います。そして彼女自身も写真でみるところではデビュー当時より
だいぶ大人になって、ますます美しさをましたように感じられます。
さて、フランス・ギャルにとって最近の最も大きな出来事といったら、
前にもちょっとふれましたが、一つ年上のお兄さん、パトリス・ギャルが
フランスのレコード界にデビューし、最初のレコードを吹込んだということ
でしょう。フランス・ギャルのお兄さんというのは双児で二人いるのです
が、パトリスはそのうちの一人です。彼は前々からフランス・ギャルの
曲を書いたりしていましたので、このデビューはむしろ遅いくらいだと
ギャルちゃんは云っています。
ギャル一家は代々が有名な音楽一家で、お父さんのロベール・ギャル
は、エディット・ピアフやシャルル・アズナブールの曲を書いた人だと
いうことでおなじみの人ですし、もう一人のお兄さんのフィリップ・ギャル
もフランス・ギャルのバンドでベース・ギターを弾いていますから、
家を守っているお母さんを除けば家族全員音楽の世界に入ったわけです。
さあそれではモンテイとロベール・ギャルのペンになる「可愛い兵隊」
(A面)とH.ジラウドとロベール・ギャルのペンになる「太陽をあげよう」
(B面)のカップリングをたっぷりお楽しみ下さい。
[文化放送・デイレクター 横山和光]
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